機能性と操作性を兼ね備えたバイオリアクターシステムです。哺乳動物細胞および微生物細胞培養にお使いいただけます。1台のコンピューターで，最大8つのガラスタンク培養器を並行または独立に操作することが可能なため，研究開発のスピードアップに貢献します。ベンチトップでの使用が可能で，実験室の貴重なスペースを有効に活用できます。また，コントローラーに用いられている電子機器は業界をリードするサプライヤーから供給されています。ソフトウェアは簡潔な設計用語を使用しており，操作が容易です。

製品特長

• 幅広い容量のタンクをラインナップ（500 mL，3 L，7 L，および15 L）
• 最大8つのガラスタンク培養器の多重接続
• 1つのインターフェースで異なるバッチの傾向を比較・分析
  • パラメーター設定，プログラム制御，データのバックアップ等
• 厳格なプロセス要件を満たすソフトウェア機能
  • フィードバック，条件設定，スクリプトレシピに基づくシステム管理・制御
• WinCCに基づいて開発されたオペレーティングシステム
  • GMPおよび21 CFR Part 11の要件を満たし，医薬品製造に使用可能
• ネットワーク通信インターフェースを装備
  • SCADAとの組み合わせによりデータ収集とリモートモニタリングを実現
• DO，pH，温度，液位，攪拌制御ユニットに加えて，最大で3つのガス供給チャンネルを提供可能
  • オーバーレイガス供給，マクロスパージ底部ガス供給，マイクロスパージ底部ガス供給
  • 柔軟な空気供給戦略の設計可能，高密度灌流細胞培養プロセスを簡便に実施可能
  • 最適化された排気冷却装置により，排気フィルターの目詰まりを防止
  • 発酵・高密度細胞培養に対応
• 2つの追加入力ポートを備えたコントローラー
  • 細胞密度，CO2，および重量などのセンサーを接続可能
  • 制御フィードバックへの組み込みが可能